リモートぎっくり腰
2020年07月16日
リモートワーク中に突然の「ぎっくり腰」!その原因と正しい対処法
コロナ禍以降、リモートワークが定着し、自宅で長時間デスクワークをする方が増えました。
便利な働き方ではありますが、「最近腰が痛い」「急に立ち上がったら腰にズキッときた」という方も多いのではないでしょうか。
この記事では、リモートワーク中のぎっくり腰の原因と応急処置、再発予防のポイントを枚方市のなつめ鍼灸整骨院が解説します。
なぜリモートワークでぎっくり腰になるのか?
ぎっくり腰(急性腰痛症)は、腰の筋肉や靭帯に急な負担がかかることで炎症が起きる状態です。
特に、座卓やソファなどで長時間の不良姿勢を続けたあと、立ち上がる瞬間に「ピキッ」と痛めてしまうケースが非常に多く見られます。
同じ姿勢が続くと筋肉が固まる
長時間の座位姿勢では、腰回りの筋肉が血行不良を起こし、柔軟性を失います。
特に「猫背姿勢」や「骨盤が後ろに倒れた姿勢」で作業をしていると、腰椎に負担が集中しやすく、わずかな動きでもぎっくり腰を誘発してしまうのです。
座卓や床座りの危険性
床に座って作業する「座卓スタイル」は、椅子よりも骨盤が後傾しやすく、腰へのストレスが大きくなります。
「足がしびれる」「背中が丸まる」と感じたら、すでに腰への負担が高まっているサインです。
この状態から急に立ち上がると、筋肉が固まったまま引き伸ばされ、ぎっくり腰を起こしやすくなります。
ぎっくり腰が起きたときの正しい応急処置
突然の「ズキッ」とした痛み…。動けなくなるほどの腰痛が出たとき、まず大切なのは冷やすか温めるかを見極めることです。
痛みの種類によって対処法が異なります。
ズキッと鋭い痛みのときは「冷やす」
炎症が強く出ているぎっくり腰の初期は、まず冷却が基本です。
氷嚢(ひょうのう)や保冷パックを使って、患部をしっかり冷やしましょう。
感覚がなくなるまで10〜15分程度冷やし、30分ほど間をあけて再度行うのが理想的です。
ポイント1:氷嚢は家にあるもので簡単に作れる!
わざわざ氷嚢を買いに行く必要はありません。
ジップロックなど密閉できる袋に氷と少量の水を入れるだけで、簡易氷嚢が作れます。
タオルで包んで直接肌に当たらないようにしてくださいね。
ポイント2:食品用の保冷剤は使わない!
食品用の保冷剤は氷点下になるものが多く、凍傷の危険があります。
代用せず、必ず氷と水で作る氷嚢を使用しましょう。
重だるい痛みに変わってきたら「温める」
数日たって、ズキッとした痛みが落ち着き、おもだるい痛みや重苦しさに変化してきたら、今度は温めるケアに切り替えます。
血流を促進し、固まった筋肉をやわらげることで回復が早まります。
温め方のおすすめ
お風呂にゆっくり浸かるのがベストですが、難しい場合はシャワーを腰に当てるだけでもOK。
また、ホットタオルや使い捨てカイロを活用するのも効果的です。
なつめ鍼灸整骨院が行うぎっくり腰ケア
枚方市のなつめ鍼灸整骨院では、ぎっくり腰の急性期から回復期までをしっかりサポートします。
痛みを和らげるだけでなく、再発防止と根本改善を目的とした施術を行っています。
鍼灸施術で炎症を抑える
鍼(はり)による刺激で血流を促進し、炎症物質を流し出すことで、痛みの軽減と早期回復が期待できます。
ぎっくり腰初期の「ズキッ」とした痛みが強い方にも対応可能です。
骨盤矯正で歪みを整える
骨盤や背骨の歪みは、腰への負担を増やす原因になります。
当院の骨盤矯正では、身体のバランスを整え、再発しにくい体づくりをサポートします。
メディセル筋膜リリースでこわばりを解消
痛みが落ち着いた後も、筋膜の癒着が残っていると動かすたびに違和感が出ます。
メディセル筋膜リリースで筋肉の柔軟性を取り戻し、スムーズな動きを回復させましょう。
再発を防ぐための生活習慣とストレッチ
ぎっくり腰は「クセになる」と言われるほど、再発率が高い症状です。
普段の生活の中で、少し意識を変えるだけでも予防効果は大きく変わります。
1. 姿勢を意識して作業環境を整える
椅子と机の高さを調整し、背筋を伸ばして座るようにしましょう。
ノートパソコンを使う場合は、モニターを目線の高さに合わせるスタンドを使うと姿勢が安定します。
2. 1時間に1回は立ち上がる
長時間同じ姿勢で作業しないことが大切です。
1時間に1回は立ち上がり、軽く体を伸ばすだけでも血流が改善され、ぎっくり腰の予防につながります。
3. 寝る姿勢にも注意
柔らかすぎるマットレスは腰が沈み込み、負担を増やします。
適度な硬さの寝具を選び、仰向け寝や横向き寝で腰が安定する姿勢を心がけましょう。
ぎっくり腰は「早めの対処」がカギ
ぎっくり腰を「ただの腰痛」と軽く見て放置すると、慢性腰痛に移行するリスクがあります。
痛みが強いときや、繰り返す腰痛にお悩みの方は、枚方市のなつめ鍼灸整骨院までご相談ください。
お一人おひとりの症状に合わせた施術で、痛みのない生活を取り戻しましょう。
https://www.natume-sin9.com/
【この記事を書いた人】
なつめ鍼灸整骨院 代表 溝口和也
明治鍼灸大学(現:明治国際医療大学)
平成13年鍼灸学士取得(第1670号)
国家資格:
柔道整復師:(登録番号:44703号)
はり師 : (登録番号:120047号)
きゅう師: (登録番号119965号)
得意分野:坐骨神経痛・むちうち・骨盤調整
【内容の最終チェック】
国家資格者が内容を確認し、最新の情報に合わせて随時更新しています。
最終更新日:2025年10月15日











