バレーボール腰痛
2026年08月27日
バレーボールをしたあとから腰が痛い。
最初は「動いたから筋肉痛かな」と思っていたのに、翌日、その次の日と痛みが強くなってきた。
前かがみになるのが怖かったり、歩くだけでも腰に響いたりすると、「このまま練習を続けて大丈夫かな」と不安になりますよね。
なつめ鍼灸整骨院でも、バレーボールをきっかけに腰を痛めたというご相談があります。
バレーボールは、ジャンプだけでなく、レシーブの低い姿勢やスパイク、着地など、腰に繰り返し負担がかかりやすいスポーツです。
腰だけの問題と思っていても、股関節や骨盤まわりの動き、太ももの筋肉の硬さなどが関係していることもあります。
ここでは、バレーボールで腰が痛くなる背景と、自宅でできる対処法、練習を控えた方がよい状態、医療機関へ相談した方がよいサインまで順番にお伝えします。
こんなお悩みはありませんか
バレーボールをしていて、次のような状態になっていませんか。
- レシーブの姿勢になると腰が痛い
- スパイクで体を反らすと腰が気になる
- ジャンプ後の着地で腰に響く
- 練習中は大丈夫だったのに、終わってから痛くなった
- 翌朝になって腰痛が強くなった
- 前かがみや靴下を履く動作がつらい
- 腰が痛くて歩くのもつらい
- 休むと少し楽になるものの、バレーをするとまた痛む
特に注意したいのは、「いつもの腰痛だから」と我慢してプレーを続けてしまうケースです。
軽い筋肉の張りで済むこともありますが、痛みの出方によっては一度競技を休み、状態を確認した方がよい場合があります。
なぜバレーボールで腰が痛くなるのか
バレーボールでは、腰に負担が集中しやすい動作が何度も繰り返されます。
レシーブで前かがみになる
レシーブでは腰を落とし、前傾姿勢を保ちます。
本来は股関節や膝も使いながら姿勢を作りますが、股関節が硬かったり、太ももやお尻の筋肉がうまく使えていなかったりすると、腰を曲げる動きに頼りやすくなります。
長いラリーや練習でこの姿勢が続けば、腰まわりの筋肉にも負担が蓄積します。
スパイクやサーブで腰を反らす
スパイクではジャンプしながら体を反らし、その後に腕を振り下ろします。
肩や胸まわりが十分に動かない場合、腰を大きく反らすことで動きを補ってしまうことがあります。
「スパイクを打つ瞬間だけ腰が痛い」という場合は、腰だけでなく胸や肩、股関節などの動きも確認することが大切です。
ジャンプからの着地
ジャンプ後の着地では、地面から受ける力を足首・膝・股関節などで分散させます。
着地姿勢が崩れたり、疲労で下半身がうまく使えなくなったりすると、腰への負担が増えることがあります。
疲労が残った状態でプレーしている
仕事や家事、育児をしながらバレーボールを続けている方の場合、練習開始時点ですでに身体が疲れていることもあります。
長時間座ったあとに練習へ行く。
家事を終えてから体育館へ向かう。
久しぶりに大会へ出て、いつも以上に動く。
こうした状況も腰の負担につながります。
放っておくとどうなりやすいのか
腰が痛い状態で無理にバレーボールを続けると、痛みをかばった動きになりやすくなります。
レシーブで十分に腰を落とせない。
ジャンプをためらう。
スパイクで思い切って身体を動かせない。
こうなると、腰以外の膝や股関節などへ負担が偏る可能性もあります。
また、「バレーのときだけ痛い」状態から、立ち上がる、靴下を履く、車から降りるなど、日常生活でも腰痛を感じるようになることがあります。
痛みが強くなっている場合は、無理に動かして確認するのではなく、一度プレーを控えることも大切です。
自宅でできるセルフケア
強い痛みがなく、しびれなどもない場合は、無理のない範囲で身体を動かしてみましょう。
1.股関節まわりを軽く動かす
仰向けに寝て、片膝を両手で抱えます。
痛みが出ないところまで、ゆっくり胸の方向へ近づけます。
20秒程度を目安に左右1〜2回ずつ行います。
腰に鋭い痛みが出る場合は中止してください。
2.お尻の筋肉をゆっくり伸ばす
仰向けになり、片方の足首を反対側の太ももに乗せます。
そのまま反対側の太ももを身体へ近づけ、お尻が軽く伸びる位置で止めます。
20秒程度を目安に左右1〜2回行います。
強く引っ張る必要はありません。
3.長時間同じ姿勢を続けない
腰が痛いからといって、一日中横になっている必要があるとは限りません。
強い痛みがなければ、家の中を少し歩くなど、痛みが増えない範囲で身体を動かします。
一方で、痛みが強い時期に無理なストレッチやトレーニングを行う必要もありません。
「やった方がいいから」と我慢して行うのではなく、痛みの程度に合わせてください。
やってはいけないこと
バレーボール後に腰が痛いときは、「動けばほぐれるだろう」と無理に練習を続けることはおすすめしません。
特に、
- 痛い方向へ何度も腰を反らす
- 強く腰をひねる
- 痛みを我慢してジャンプを繰り返す
- 強いストレッチをする
- 痛み止めなどで痛みを感じにくくして無理にプレーする
といった行動には注意が必要です。
痛みが強い場合は、セルフケアよりも状態を確認することを優先してください。
医療機関の受診を急いだ方がよいサイン
腰痛のすべてが筋肉や関節の問題とは限りません。
次のような症状がある場合は、整骨院だけで判断せず、医療機関への相談を優先してください。
- 足に強いしびれがある
- 足に力が入りにくい
- 排尿・排便に異常がある
- 発熱を伴っている
- 転倒や衝突など強い外傷のあとから痛い
- 安静にしていても非常に強く痛む
- 痛みが急激に悪化している
特に「腰が痛いうえに足に力が入りにくい」という状態は、自己判断で運動を続けないことが大切です。
スポーツを続けられるかどうかより、まず身体の状態を確認しましょう。
なつめ鍼灸整骨院でできること
バレーボールで腰を痛めたとき、なつめ鍼灸整骨院では痛い場所だけを見るのではなく、どの動きで腰に負担がかかっているのかを確認します。
たとえば、
- 腰まわりの筋肉の硬さ
- 骨盤まわりの状態
- 股関節の動き
- 身体を前へ倒したときの動き
- 腰を反らしたときの動き
- 普段の生活や仕事での負担
- バレーボールで痛みが出る動作
などを確認し、状態に合わせた施術を提案します。
選択肢として、手技療法、鍼灸、骨盤調整、筋膜へのアプローチなどを組み合わせる場合があります。
鍼灸について
鍼灸では、身体の状態を確認したうえで施術する場所を検討します。
施術後にだるさや眠気を感じたり、鍼を刺した部分に少量の出血や内出血が起こったりすることがあります。感じ方には個人差があります。
不安がある場合は、施術前にご相談ください。
骨盤調整について
骨盤調整は、「骨盤を整えれば腰痛が必ず治る」というものではありません。
腰だけに負担が集中していないか、股関節や骨盤まわりを含めた身体の動きを確認し、必要性を判断したうえで提案します。
施術後に一時的なだるさなどを感じる場合があります。
目標は、痛みだけを追いかけるのではなく、バレーボールや普段の生活で腰に負担が集中している原因を一緒に確認し、再発しにくい身体づくりをサポートすることです。
なお、症状によっては整形外科など医療機関での検査や併用をおすすめする場合があります。
来院の目安
「何日経ったら整骨院へ行けばいいですか?」と聞かれることがあります。
日数だけで判断するよりも、生活やスポーツへの影響を見ることが大切です。
たとえば、
- バレーのたびに同じ場所が痛む
- 数日休んでも痛みが続いている
- 日を追うごとに痛みが強くなっている
- 前かがみや歩行など日常動作までつらい
- バレーを再開するとすぐ痛くなる
- 自分でストレッチしてよいのか分からない
という場合は、一度状態を確認する目安になります。
一方、強いしびれや足の力が入りにくい症状、発熱、排尿・排便の異常、強い外傷などがある場合は、医療機関への相談を優先してください。
よくある質問
Q.腰が痛くてもバレーボールを続けていいですか?
痛みの程度によります。
軽い張り程度で動いても悪化しない場合と、プレーを控えた方がよい場合があります。
ジャンプや前傾姿勢で明らかに痛みが増す場合や、日常生活にも支障が出ている場合は、無理に続けず身体の状態を確認してください。
Q.バレーの翌日に腰が痛くなるのはなぜですか?
プレー中に腰まわりへ負担が蓄積し、練習後や翌日に痛みを感じることがあります。
ただし、翌日以降もどんどん痛みが強くなる場合は、「ただの筋肉痛」と決めつけない方がよいでしょう。
Q.腰痛には鍼をした方がいいですか?
すべての腰痛に鍼灸が必要なわけではありません。
痛みの出方、筋肉の状態、身体の動きなどを確認し、必要性を考えます。
鍼が苦手な方には、状態に合わせて別の方法を提案します。
Q.痛みがなくなったらすぐバレーへ戻れますか?
痛みだけで競技復帰を判断しないことが大切です。
前かがみ、ジャンプ、着地など、実際のバレーボールに近い動きを確認しながら段階的に戻していきます。
大会が近い場合なども含め、復帰時期についてご相談ください。
バレーボール後の腰痛が続いていて、「練習を休んだ方がいいのか」「どんなケアをすればいいのか分からない」という方は、現在の症状や痛みが出る動作についてご相談ください。
身体の状態を確認したうえで、施術が適しているのか、医療機関への相談を優先した方がよいのかも含めてお伝えします。
WEB予約からご都合のよい日時をご確認ください。
【この記事を書いた人】
なつめ鍼灸整骨院 代表 溝口和也
明治鍼灸大学(現:明治国際医療大学)
平成13年鍼灸学士取得(第1670号)
国家資格:
柔道整復師:(登録番号:44703号)
はり師 : (登録番号:120047号)
きゅう師: (登録番号119965号)
得意分野:坐骨神経痛・むちうち・骨盤調整
【内容の最終チェック】
国家資格者が内容を確認し、最新の情報に合わせて随時更新しています。
最終更新日:2026年01月23日














